A15　プラクルアン　 ラーマ9世 御生誕84周年記念　ルアンポータマチョット師 美術品・アンティーク・コレクション

A15 聖水汲むいけにえの儀式、精選された寺院

プミポン国王生前の84歳の御生誕を記念し2011年に作成された貴重なプラクルアン。

プラクルアンの裏面にはラーマ9世プミポン国王84周年を記念する聖水の儀式と記載されています。

実はこのプラクルアン、プミポン国王84歳の御誕生の記念儀式にルアンポータマチョット師の寺院で彼が作った神聖なプールの聖水が使用されたことを祝福し作成されたプラクルアンです。

その儀式は聖水奉納式とも呼ばれており、王室に関わる特別な儀式です。

この聖水奉納式で使用される聖水は厳選されたごく一部の寺院の聖水、その為、王室の儀式に使用された聖水の寺院は多大な名誉や評価を受けるとされています。

2019年の現国王のラーマ10世ワチラロンコン王の戴冠式にもこの寺院の聖水が使われており、非常に名誉ある寺院としてタイ国内でも認知されています。

表面にはブッダ ナワラート ボピットと記載されており、これはラーマ９世に関係する特別な仏像を意味し、プミポン国王84周年を記念する仏陀と言われています。

プラクルアンの裏面はA12でした出品したプラクルアン同様にビルマ軍と戦うバンラチャンの村人の英雄、闘牛が団結する描写が描かれています。

それは1765 年にアユタヤを侵略しようとしたビルマ軍に対してバンラチャンの村人が激戦した軍の拠点でもあり、この寺院は非常に歴史が深いとされています。

バンラチャンの村人がタイを守るために血を捧げた重要な場所と言われています。
その様子が先程お伝えしたプラクルアンの裏面に描写されている闘志剥き出しの兵士達。

そして、ルアンポータマチョット師は
ビルマ軍との戦争に多くの寄与、功績を残したとも言われています。

ビルマ軍がアユタヤを取り囲み、近隣への攻撃を仕掛けた時、ルアンポータマチョット師は400人程度の兵士をバンラチャンに集結させ、

彼が作製した魔法のプラチアット（呪文が描かれた布）、タクルド・ビサモーン（お守りリング）を兵士へ配布したとされます。

その兵士達は超魔力パワーを発揮させ、戦闘の末ビルマ軍を追いやり、陣地を死守したとされる伝記が残されています。

プラクルアン単体サイズ
おおよそ2.6cm×3.9cm×0.5cm
※ケースの幅は含めません。

ぜひご検討してみてください。プロフ必読お願い致します。